渡辺貴博さんはフリーランスとしてマンガ動画制作を手掛ける人物です。学生の頃からマンガ・アニメが好きで、高校卒業後はイラストレーターの専門学校へ進み、現在では法人化を見据えて活動されています。
本記事ではそんな渡辺貴博さんに電撃インタビューを行って聞けたことをまとめていきます。どのような経緯でマンガ動画制作を始めるに至ったのか?や具体的な事業内容についてなどです。
マンガ動画はエンターテイメントとして、はたまたマーケティング戦略としてでも幅広く活用することができます。また、渡辺さんの事業をスタートした経緯や想いを知ることで、今後のキャリアのヒントにもなると思うので、ぜひ最後までご覧ください。
渡辺貴博のプロフィール
渡辺貴博さんは2007年からフリーランスイラストレーターとして活動を開始。現在はマンガ動画制作を中心に、イラスト制作、マンガ制作、ディレクション業務を行っています。人気YouTubeチャンネルのマンガ動画を制作したり、数多くの企業案件を担当したりと実績、実力ともに十分にある人物です。
- お名前:渡辺貴博(わたなべたかひろ)
- 生年月日:1985年11月14日
- 出身地:茨城県
- 居住地:東京都足立区
- 最終学歴:専門学校中退
- 役職:個人事業主
渡辺貴博の経歴
まず始めに渡辺貴博さんの経歴についてお話を伺っていきます。学生時代のエピソードやフリーランスとして活動を始めてからの経験について話していただけました。
学生時代の転機・エピソード
あなたの経歴についてお聞きします。学生時代はどのような人柄・性格でしたか?どのような活動に力を入れていたか、また今に繋がるような経験・エピソードがあれば教えてください!
小・中学校時代は今で言う「陰キャ」でした。当時は今ほどアニメや漫画に寛容な世の中ではなかったので、「漫画が好き」や「アニメが好き」はイコールオタクという目で見られていたかもしれないです。
できたばかりの美術部に入ったのはいいですが、まだ特に部の方針などが全然決まっていなかったので、それぞれ自由に漫画を読んだり好きなカットを模写したりしていました。
高校に入ってからは完全にオタクキャラを隠して生きていたのですが、友人がニュージーランドへ留学するとなった時に寄せ書きに友人の似顔絵を描いたところ、周りから好評でとても嬉しかったのです。 それをきっかけにまた絵を描くようになって、進路もイラストレーター専攻の専門学校への入学を決めました。
意気揚々と専門学校へ通い始めて感じたのは、同級生達の絵のうまさ。画材の使い方なども全然知らないまま入学してしまった僕にとっては挫折の連続でした。自信作だと思って課題を提出してもいつもDかC判定。良くてもB +とかだったと思います。
次第に何もかも無駄に思えて、学校に行くよりバイトしたり趣味の時間に使ったりする日が増え、留年が決定。
専門学校の留年が決まり落胆していた時に、このまま絵を描くのをやめてしまおうかなと思ったのですが最後のチャンスと思って、専門学校は中退し現役の先生が教える私塾的なところに行きました。
そこで自分の絵を見てもらった恩師から「これは君の絵じゃないよね。誰かの絵を真似した絵だ。誰の絵にも影響されていない自分が子供の頃に描いていた絵を思い出して描いてみなさい。」と言われ衝撃を受けました。
当時私は、専門学校では先生の評価欲しさに有名な画家の絵を真似したりして描いていたのですが、恩師はそれを見抜いていたのです。その日からは自分の絵柄を完全に変更して、2007年にフリーランスイラストレーターとしてデビューすることになりました。
現在フリーランスとして活躍されているからこそ、華やかな学生生活を送っていたのだと思っていましたしたが、決してそんなことはなかったようです。むしろ何度も壁にぶつかり、その度にそれを乗り越えてきたという印象が強いです。
フリーランスになってからの経験・実績
フリーランスになってどのような経験・活動をされましたか?現在の事業をスタートする前のことでも後のことでも構いません。
2007年にフリーランスイラストレーターとして活動開始後。徳間書店をはじめ、集英社・小学館・主婦と生活社・扶桑社などの雑誌書籍にイラストを掲載。
2018年からマンガ動画の制作を開始し、人気YouTubeチャンネルのヒューマンバグ大学や青汁王子こと三崎優太氏の Youtubeチャンネルでマンガ動画を多数掲載するほか、「動画も作れる漫画家」として多くの企業案件を担当しています。
2018年から行われた浅田真央さんのサンクスツアーではパンフレットやフォトブックのデザインも担当しました。
よく耳にするYouTuberや有名企業の名前が挙がってきていて驚きました。様々な経験、実績を持っているので安心して依頼ができます。
マンガ動画制作事業のきっかけ
事業の始まりについて、どのようなエピソードがあったのかを教えてください!事業がスタートするまでの具体的な経緯も教えてください!
現在、イラストレーターとしての仕事はもちろん続けていますがメインの事業内容はマンガ動画制作です。 このマンガ動画制作を始めるきっかけになったのは、やはり妻が第一子を妊娠した事だと思います。
当時は、イラストだけでは生活することが出来ず、コンビニでアルバイトをしていました。月収で言うと20万円前後といった感じです。このままでは絵の仕事は諦めなければいけないと選択を迫られていた時でした、私塾時代の先輩に「なんでもやるので絵を描ける仕事ありませんか?」と連絡をしたところ、知り合いの動画制作会社で業務委託ディレクターをやらないか?と誘いを受けました。
その動画制作会社でシナリオ制作や絵コンテ制作、クライアントとのディレクションなどを担当し、動画制作のノウハウを学びました。そして2019年。年に1回東京ビッグサイトで開催される「クリエイターEXPO」という商談会に出展、様々な企業様からお仕事をいただき今では売上も1000万円を突破することができるようになりました。
諦めずに模索をし続けたからこそ、現在があるのだなと強く感じたお話でした。メインはマンガ動画制作ですが、イラストレーターとしても仕事をされているので、興味がある方は依頼してみてはいかがでしょうか。
マンガ動画の制作事業に関して
渡辺さんの行っているマンガ動画の制作事業について詳しく教えて下さい。具体的にどのような事業内容なのでしょうか?
私の事業はマンガを使ったアニメーション、俗にいう「マンガ動画」の制作をしております。マンガ動画は、漫画のストーリーやキャラクターをアニメーション化したり、動画化したりする広告物です。
通常、漫画は静止画で構成さ れているので、読者はページをめくりながら物語を進めますが、マンガ動画はそれらの静止画を動画に変換し、アニメーションや声優音声と組み合わせてより生動的な体験を提供します。
一般的なマンガ動画とは違い私のマンガ動画は通常のページ漫画をベースにして動画にするので、紙媒体としての納品も可能です。声優さんも声優事務所のご協力の元、数名からオーディション形式で登場キャラクターにあった声優さんをクライアントに選定していただ けます。
言葉や文字だけでは伝えるのが難しい内容でも、マンガと音声、そしてアニメーションならとてもわかりやすく伝える事が可能です。
言葉や文字より動画のほうが伝わりやすいのはもちろん、そこにマンガの要素が加わるのでさらに分かりやすくなるでしょう。
マンガ動画が使用される場面・ニーズ
マンガ動画がどのような場面で使用されることが多いですか?具体的にどのようなニーズを解決できますか?
マンガ動画は、視覚的な表現とストーリーテリングの組み合わせを活用して、さまざまなニーズに対応する多目的なメディアとして広く使用されています。以下に、ご依頼があった案件をもとに代表的な用途とニーズを5つご説明いたします。
アニメーション化されたマンガ動画は、エンターテイメントとして楽しむために使用されます。これらの動画は、原作マンガやライトノベルから物語やキャラクターを視覚的に表現し、ファンに楽しい体験を提供します。
マンガ動画は、製品やサービスの宣伝に使用されることがあります。アニメーション化されたキャラクターやストーリーを活用して、商品やブランドを広告するのに効果的です。
マンガ動画は教育的な目的にも利用されます。歴史的な出来事や科学的な概念、文学作品などをアニメーション化して、学習しやすくするために使用されます。また、啓発的なメッセージを伝えるためにも使用されることがあります。
ビジネスプレゼンテーションや説明ビデオで、マンガ動画は複雑なアイデアやプロセスを分かりやすく説明するのに役立ちます。視覚的な要素を活用して、情報を伝えやすくすることができます。
マンガ動画は、ストーリーテリングの手段として使用されます。作者が自分の物語を視覚的に表現し、観客に感情的なつながりを持たせることができます。
依頼するなら渡辺貴博!圧倒的なコストパフォーマンス
今一番おすすめしたいサービスは何ですか?おすすめしたい理由も含めて教えてください!
やはり、他の制作会社では実現できないようなコストパフォーマンスです。
まず、一般的にマンガ動画を制作するには漫画家・シナリオライター・動画クリエイター・声優など多くの方々にそれぞれ依頼をしなくて はいけません。一括して制作してくれる動画制作会社に依頼をしようとすると何十万、クオリティを重視すると100万円を超えてしまうこともあります。
ですが私の場合、これまでの経験を活かしシナリオ制作からマンガ制作、そして動画制作はもちろん、声優会社とのディレクションまで全て1人で行う事ができるので、仲介業者を通さずワンストップで高クオリティのマンガ動画をお求めやすい価格でご提供する事が可能となっております。
海外で流行りのインタラクティブ動画を採用した「さわれるマンガ動画」や縦型形式のwebトゥーン漫画、低容量なのでメールでも気軽に送れるgif形式での納品などオプションも多数ご用意しております。
幅広くスキルを持っている渡辺さんだからこそ、ワンストップでコスパ良くマンガ動画制作を依頼することが可能です!
マンガ動画制作の展望
今後はサービスをどのような拡大していきたいですか?将来像を教えてください!
現在、徳間書店さんをはじめいくつかの企業様には私の事業内容をコンテンツとして販売をしていただいております。
私では営業しきれない企業様や、契約上個人事業主とは直接仕事の依頼ができない企業様があるのは事実なのでそういった企業様にもマンガ動画の魅力を伝えられるように、私のマンガ動画をコンテンツとして販売いただける企業様をこれまで以上に募集しております。
マンガ動画や、マンガ動画をコンテンツとして販売することに興味がある方は、ぜひ直接連絡をしてみてください。
渡辺貴博|今後の将来像
新規事業や新サービスなど、今後考えていることはありますか?具体的な時期なども決まっていれば教えてください!
今は個人事業主ですが、法人化を急いでいまして来年には法人化を目指しております。 それと合わせて、海外向けのマンガ動画制作を作ってみたいと思っています。
海外では日本の漫画がとても人気なので、きっと需要はあるはずです。 吹き出しのテキストを英語、フランス語、韓国語、中国語、インドネシア語など外国語に変換し、声優もネイティブの音声で吹き替えをし てもらいます。
私個人では難しい事もたくさんありますのでご協力いただける企業様や少しでもご興味を持っていただけた方からのご連絡お待ちしております。
渡辺貴博|電撃インタビューまとめ
以上が渡辺貴博さんの経歴、マンガ動画制作事業や将来像についての内容でした。
渡辺さんは2007年からイラストレーターとして活動を始め、現在はマンガ動画制作を中心として事業を展開されています。
ワンストップで依頼できるのでコストパフォーマンスも良く、数多くの経験をして実績もある渡辺さんには安心して依頼を任せられます。
エンターテイメント、マーケティング、教育など様々な活用ができるので、興味のある方がいましたら一度相談することを検討してみてください。
最後に渡辺さんから伝えたいことがあればお願いします!
掲載される媒体が変わっていくだけで、マンガの魅力や可能性は無限大です。 これからも時代のニーズに合わせた見せ方で、マンガ業界を盛り上げていきたいと思っております。 ご質問やお見積もり等、お問い合わせはお気軽にart.star@mac.comまでご連絡お願いいたします。
渡辺貴博の基本情報
代表者 | 渡辺貴博 |
所在地 | 東京都足立区東和4ー15−19 |
事業内容 | ・マンガ動画制作 ・イラスト制作 ・マンガ制作 ・ディレクション業務 |
会社HP | http://artstar.web.fc2.com |
お問い合せ | art.star@mac.com |